Speech Melody
ライヒは、スピーチ(人の話し声)の録音から、その音程を聴き取って、音符、メロディとして、楽譜に書き取った。それを元のスピーチの録音と重ね合わせて作曲した。この手法をライヒは「スピーチ・メロディ(Speech Melody)」と名付た。
Solange - When I Get Home
声が先にあったわけじゃないと思うけど、声のメロディとベースラインが同調しているいなたい気持ちよさがある
彼の作品でもっとも印象に残っているものを1つ選ぶとしたら、アニメ「君が望む永遠」に登場するキャラクターのセリフを素材とした習作の1つだ。20秒程度の短い作品だから正式なタイトルがあるのかは不明だが、セリフの内容から「ほーら、たまには日に当たらないと、カビが生えるわよ」と呼ばれている。キャラクターのセリフが持っているイントネーションをメロディとして解釈し、コード進行を当てはめるというアイデアに当時いたく感銘を受けた。
https://www.youtube.com/watch?v=cwWGHvoKv7I
https://youtube.com/shorts/bTdmpioPyqY?si=dygYg2ISMdfsCQly
https://www.youtube.com/shorts/MzY7TpTkoUA
Solange - When I Get Home
声が先にあったわけじゃないと思うけど、声のメロディとベースラインが同調しているいなたい気持ちよさがある
Pure Data/Maxのexternalにfiddle~というリアルタイムのピッチ解析オブジェクトがあって、1998年には作者による論文が書かれていたhysysk.icon 2000年代にはインタラクティブなサウンドインスタレーションなどで学生作品でもよく使われていたはず
自分の場合は「卓球の音を拾って音楽作りたいんだけど」「じゃあfiddle~/bonk~だね」みたいなやりとりで教えてもらった
うぉ〜baku89.icon